- 2016-8-2
- MEN'S BEAUTY
- ダイエット, 有酸素運動
ダイエットと言えば有酸素運動ですが、理想的な効果を出すためにはいくつかのポイントを抑えておくと効率が良くなります。有酸素運動を頑張っているのに効果が見られないとしたら、やり方を見直すと良いかもしれません。
やみくもに運動をするのではなく、コツを掴んでおきましょう。
有酸素運動で脂肪が減る理由
運動には大きく分けて有酸素運動と無酸素運動がありますが、脂肪を減らすダイエットには有酸素運動が良いと言われています。
無酸素運動は瞬発的な運動で、短距離走や筋トレがこれにあたります。この運動法では、エネルギーとして血中の炭水化物が使用されます。
一方、有酸素運動は酸素を使ってエネルギー消費をする運動。ジョギングやウォーキング、エアロビなど、長い時間をかけて体を動かすものです。摂取した糖分を酸素と結合させエネルギーとして使いますが、その糖分が消費されつくすと今度は体に溜め込んでいた脂肪を分解し、消費していくのです。
ダイエットには有酸素運動、と言われるのはこのためです。
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有酸素運動で脂肪を減らすための時間
有酸素運動でダイエットを効果的にするには、1日に20分以上の運動が必要と言われていますが、これは血中の糖分が消費されるまでの時間から来ています。この時間を過ぎてからやっと、体内の脂肪の燃焼が始まるのです。
そのため平均として考えれば、蓄積された脂肪燃焼をするためにはそれ以上の時間が必要と言えるでしょう。
ただし、血中の糖分が多い時間帯は食後のため、その時間をさけることでより効率よく脂肪燃焼が行われる可能性はあります。
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効果的にするには心拍数を意識
有酸素運動でダイエットをするなら、心拍数は大切なポイント。心拍数の速さで脂肪燃焼にも違いが出るため、意識しながら行うと理想的な効果が得られる可能性があるのです。
脂肪燃焼に効果的なのは、最大心拍数の60%前後を維持しての有酸素運動です。最大心拍数は「220−年齢」、そして「その答え×0.6」で最大心拍数の60%になります。
心拍数が高すぎると、体へ負担がかかり長時間の運動ができないだけでなく、無酸素運動に近い作用になることがあります。そうなれば、効率よい脂肪燃焼がされないこともあるため気を付けましょう。
しかし、自分で測りながら有酸素運動を行うのはなかなか難しいものですから、体に付けておくと心拍数を計算してくれる心拍計の使用はおすすめ。また、スマホのアプリでもカメラに指をあてるだけでその時の心拍数を測れるものがあるため、活用してみてはいかがでしょうか。
室内でできる有酸素運動を活用しよう
ダイエットのために有酸素運動をしようと思った時、ジョギングやウォーキングを考える人が多いと思いますが、天候に左右されるのがデメリット。自宅でできる有酸素運動も考えておくと、継続しやすいでしょう。
道具も必要なくすぐにできる、スクワットはおすすめです。筋トレとしても利用されるため無酸素運動と考えがちですが、実は有酸素運動の要素も持っているのです。
スクワットには様々なタイプがあるため、いくつかのスクワットを組み合わせると良いでしょう。色々な角度で筋肉が鍛えられる筋トレの要素も持っているため、よりスタイルアップになるとも言えますよ。
まとめ
有酸素運動でダイエットをするには、時間と心拍数がポイント。これを意識して行うことで高い効果が期待できるでしょう。
しかし筋肉への負荷は低いため、男らしくたくましい筋肉が付くことは見込めません。そこで、筋肉に負荷のかかる筋トレを共に取り入れるのはおすすめです。無酸素運動はそれほど時間もかからないので、組み合わせて行っておくと良いかもしれませんね。