- 2016-5-19
- ENTERTAINMENT
- おすすめ, 邦画
なんとなく映画を観たいと思う週末、どんなものを選んだらよいか迷うことがありますよね。好みの映画は人それぞれですが、今日は恋愛や重すぎる内容の映画はちょっと…という日もあるでしょう。
そんな時にも楽しめるおすすめの邦画をご紹介しますので、まだ観ていない方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
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アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂幸太郎の小説を映画化した邦画。個性派俳優ともいえる濱田岳、独特の雰囲気を持つ松田龍平、どこか素朴な印象のある瑛太という、3人の俳優を中心に物語が進んでいきます。大学入学のために引っ越してきた男が奇妙な隣人に出会い、不本意ながら影響されていくという、ある種の友情物語。謎めいた雰囲気とユニークな展開で、序盤から興味をそそられます。
邦画らしく淡々と進んでいくミステリーですが、最後には切なさと爽やかさの両方を含んだ何とも言えない気持ちにさせられるでしょう。
アフタースクール
大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介という個性的な俳優3人がメインのストーリー。母校で教師として働く神野(大泉洋)のもとへ怪しい探偵(佐々木蔵之介)が訪れ、消えた幼馴染の木村(堺雅人)の行方を尋ねるところから物語が始まります。そこからは2人で木村を探すことになるのですが…。
ミステリーでありながらもクスっと笑え、徐々に引き込まれていくでしょう。それぞれの思惑が複雑に絡み合い、その場面ごとに伏線が仕掛けられているため、最初からなぞ解きを楽しむ気持ちで観るのも良いのではないでしょうか。
物語の後半に一気には流れが変わり、最終的には「なるほどー!」と感心させられる展開です。観終わって直ぐにもう一度見たくなる、おすすめの邦画と言えるでしょう。
ゴールデンスランバー
ある日突然、総理大臣暗殺疑惑をかけられた男の逃避を描いた邦画。主役を堺雅人が演じていることもあってか、絶体絶命なはずの主人公にどこか切迫した雰囲気が感じられないところにも面白みがあります。
サスペンスともミステリーともいえる物語の展開で、最初から最後まで飽きることがないでしょう。テンポよく軽快に進む中にも伏線が満載にちりばめられ、観た後にあれこれ思い出して答え合わせをしたくなる邦画です。誰かと共に鑑賞するにもおすすめ。会話も弾むのではないでしょうか。
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笑の大学
邦画と言えばこの人、と考える人もいるであろう三谷幸喜脚本の密室劇を映画化したもの。そのため、物語のほとんどは部屋の中。そして男2人だけの空間です。役所広司演じる検閲官と稲垣吾郎演じる作家とのやり取りを切り取ったストーリーのため飽きるという意見もありますが、そのシチュエーションがさらに演技力を際立たせます。
終始コメディータッチでありながら、最終的にはしっかり感動もできるでしょう。とにかく笑いたいという人におすすめの邦画です。
キサラギ
あるアイドルの一周忌、5人の男が集まりその死の真相についての推理を繰り広げるという密室劇。議論を交わす中で、それぞれの持つ問題のようなものが露呈していくといったストーリーです。
小栗旬、香川照之、ユースケ・サンタマリア、ドランクドラゴンの塚地武雅、小出恵介という実力と個性のある5人のキャラクターや演技力が見もの。
展開が比較的スピーディーでありがなら解りやすく、見やすい作品です。舞台鑑賞のような感覚で楽しめ、サスペンスとコメディーの両方の魅力が詰まった邦画。最終的には、登場人物と共にすっきりとした気持ちで観終えることができるでしょう。
まとめ
邦画は洋画のような派手さやスケールの大きさはありませんが、親近感を持ちながらもシュールな雰囲気を楽しめるのが魅力。ハラハラするような迫力満点の映画も良いですが、週末には気負うことなくゆったりとした気持ちで楽しめる邦画もおすすめですよ。