- 2016-1-18
- FASION
最近のメンズファッションは「ロング丈」がトレンドです。
中でも人気のロング丈Tシャツは、少し前に流行ったビッグサイズとは違い、肩幅や身幅は通常と同じですが、丈だけが長くなっているカットソーになります。
着丈だけが長いことで、なんとなくリラックスした雰囲気になり、最近のトレンド傾向である「肩肘張らないファッション」を代表するアイテムとも言えるでしょう。
ロング丈Tシャツはスタイルが良く見える!?
悲しいかな私たち日本人は「胴長短足」という体系的な欠点を持っている民族です。しかしそんなウィークポイントをもカバーしてくれるのがロング丈Tシャツです。
ロング丈Tシャツは腰が隠れる丈ですが、腰が丸見えの状態と見えない状態を比較すると、見えない状態の方が脚が長く見えるのは一目瞭然です。
これは人間の「見えない部分は理想を想像する」という本能によって起こる現象で、腰がどこから始まっているのかを隠してしまえば、脚の長さも「理想の脚の長さ」に脳内変換されるのです。「マスクをしている女性がきれいに見える」原理と一緒だと考えればわかりやすいでしょう。
しかしこれを自覚してロング丈Tシャツを着ている男性はきっと少なく、ほとんどが「見た目がカッコいいから」という理由で選んでいるのでしょうが、その「カッコいい」と思う理由は脚が長く見えることと関係しているのかもしれませんね。
ボトムはタイトなシルエットに!
ロング丈Tシャツに合わせるボトムと言えば細めのシルエットが鉄則です。
ロング丈Tシャツを着た場合、トータルバランスで見るとトップスにボリュームが出るため、ボトムもルーズなシルエットだと全体的にダボっとしただらしない印象になってしまいます。
スキニーやできるだけタイトなシルエットにするか、ジョガーパンツやアンクルパンツなどでくるぶしを見せることで軽さを出すのも良いでしょう。
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インナーに着てレイヤードスタイルに
ロング丈Tシャツの上にトレーナーやニットを着て裾だけをのぞかせるレイヤードスタイルにも活用できます。
レイヤードスタイルに使えるロング丈Tシャツは。やっぱり白がベストです。足元も白いスニーカーで揃えれば、トップスの裾から除く白と足元の白が清潔感を演出してくれます。
レイヤードスタイルにすると着膨れしてしまうのではないかと心配になりますが、薄めのニットやトレーナーにすれば大丈夫ですし、チェスターコートなどのアウターでボリュームを抑えるのも良いですね。
トレンドアイテムと合わせてさらにカッコよく!
ロング丈Tシャツとスキニーというお手本コーデをマスターしたら、秋冬はそれにトレンドアイテムをプラスして防寒対策をしましょう。
レディースでもトレンドアイテムとなっているライダースジャケットは、メンズでももはや冬の定番アウターとなっていますが、他にもMA-1などショート丈のアウターはロング丈Tシャツとの相性が抜群なのでおすすめです。
また同じくトレンドアイテムであるつば広ハットとの相性もバッチリです。ロングTシャツにチェックのネルシャツを羽織り、ボトムはダメージデニムというカジュアルの定番コーデでも、つば広ハットをプラスするだけでランクアップします。シャツは腰に巻いても抜け感があるスタイルに仕上がりますね。
ロング丈Tシャツは合わせるアイテムに要注意!
爆発的人気のロング丈Tシャツですが、中にはバランスの悪いコーデをしてしまったために損をしている人もいます。
ご紹介したようにスタイルアップが可能なアイテムでもあるので、トータルバランスを良くするためにも合わせるアイテムは間違えないようにしましょうね。