- 2016-1-23
- FASION
もはや冬のメンズアウターでは「王道」と言えるPコートは、コンサバなスタイルで着回しも効くうえに、防寒性が高いという優れモノでもありますよね。
しかしその人気は幅広い世代に広まっているので、下は高校生から上はおじいちゃんまで「とりあえずPコート」という感じになりつつあります。そこで今回は他の人とは一味違うPコートの着こなしをご紹介したいと思います。
Pコートの着まわし術
Pコートの素材は「メルトン」というウールをベースにした起毛感のある素材となっていますが、他のアウターとは一風変わったこの素材感こそがスタイリッシュに見える理由でもあるので、インナーはシンプルにまとめた方が良いでしょう。
基本的にはカジュアルコーデにプラスするアウターです。ボトムはデニムやコーデュロイパンツ、トップスはボーダーニットといったコーデに羽織れば、どこからどう見ても爽やかな好青年です。
またインナーにパーカーを合わせてフードを出すというのも、キレイ目なカジュアルコーデにするテクニックです。
カジュアルスタイルだけではなく、スーツのアウターとしても重宝するので、少し丈が長めのPコートをチョイスすれば、オフィススタイルにも取り入れることができるでしょう。
ブラックをチョイスして大人っぽく
メンズのアウターで人気のカラーは、やはりどんなスタイルにも合わせやすいブラックですが、Pコートの場合もブラックは合わせるアイテムを選びません。
と言うのも、ブラックには相性が悪いカラーが無いので、手持ちのアイテムに合わせやすいというのもメリットでしょう。
中でも今年っぽいコーデとしておすすめしたいのは、ブラックのPコートを取り入れたモノトーンコーデです。インナーには白のニットやタートルを着て、ボトムはグレー系のパンツにサラッと羽織れば、清潔感のある冬コーデが完成しますよ。
また素材違いのブラックアイテムを合わせたオールブラックコーデにしてもスタイリッシュにまとまるでしょう。
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インナーはシャツが新鮮!
Pコートは防寒性に優れているので、インナーがシャツでもさほど寒さは感じません。
春夏は主役として活躍するシャツですが、寒い季節はインナーとしても使えるので年中使えるアイテムですし、男性のシャツコーデは女性からの評判も良いようですね。
品の良いキレイ目カジュアルを狙うなら、白シャツにダメージデニムというシンプルながらもオシャレ感漂うコーデにPコートを羽織りましょう。
大人っぽさを強調したいなら、Pコートの色はダークグレーやキャメルがおすすめです。
カジュアル感を強めに出したいなら、明るいグレーやネイビーが良いですね。
インパクトを重視するなら、オレンジやグリーンと言った鮮やかなカラーのPコートも他の人とは被らないコーデになります。
冬ならではの小物をプラスする
Pコートはボタンを閉めるとタイトなシルエットになりますが、襟元が開いているのでマフラーを巻いてボリュームアップするとバランスが良くなります。
お洒落なイタリア人男性はPコートのボタンを閉めて着ていることが多いですが、その場合に欠かせないのがマフラーです。
履き古したデニムに濃い目のネイビーのPコートを着て、裾から少しだけインナーの白いカットソーを出し、鮮やかなカラーのマフラーを巻くのが彼らの冬コーデです。
また冬と言えばニット帽を忘れるわけにはいきません。ニット帽とPコートは非常に相性の良いアイテムなので、カジュアルコーデに取り入れてみてください。
さらにトレンドを意識するなら、メンズのつば広ハットもPコートと合いますよ。今年っぽく仕上げるなら、タイトなスキニーパンツ×ロング丈Tシャツにつば広ハットを被り、Pコートを羽織れば出来上がりです。
一枚あれば何通りもの着こなしができるPコート
Pコートはカジュアルからキレイ目まで幅広いコーデに使える冬の定番アウターです。
そのシンプルなデザインは、着こなし方によって爽やかにもクールにもスタイリッシュにもなるので、色々な自分を発見できるかもしれませんね。