- 2019-1-24
- WORK
30代は仕事を含め生き方を考える時期でもあるため、転職を考える人も多いでしょう。しかし、30代の転職は20代とは大きな違いがありますし、後半になればより顕著に表れると考えられます。
では、30代で転職をする時に役立つ事とはどんなものでしょうか。
30代の転職には経験が必要
通常、企業側では28歳前後までを若手とらえる事が多いと言われています。これは、仕事の技術や経験を積み、戦力になる人材へと育て上げるまでの年齢。そのため、30代ともなればそれ相応のスキルを持っている事が重要なポイントになるでしょう。30代の転職は多くの場合、魅力的に映る技術や能力を持っている事が採用の基準になるのです。
特に、専門性のある能力を持っている人は評価が高いでしょう。企業がピンポイントですぐに活躍できる人を探している場合には、採用の確率がぐっと上がります。そのチャンスやタイミングをしっかりと掴むことができれば、転職に成功する可能性は高いです
未経験でも採用される可能性あり
30代は多くの経験を積んできた能力のある人が多いです。しかし、その経験が新しい環境で邪魔をする場合もあると考えられます。これまでの経験があるがゆえに、それに縛られ、柔軟な発想やアイディアが生まれない可能性もあるのです。そのため、新しい行動を起こそうとすらできない事も。
働き盛りであり、柔軟な対応もできる可能性がある30代の人材を採用したい、と考える企業も多いと言われています。専門的な能力がなくても、社会人としての経験を積み上げてきた人であれば、転職に役立つ可能性があります。
コミュニケーション能力について
転職には人としての魅力も重要なポイントでしょう。コミュニケーション能力はどのような仕事にも必要な事ですが、社交性とは違う事を覚えておきましょう。
仕事上でのコミュニケーション能力とは、人を納得させる表現力と相手の伝えたい内容を正しく受け取る事ができる理解力。また、やり取りの中の疑問点や行き違いについて素早くキャッチし解決する力です。
面接や面談の場でコミュニケーション能力をアピールするには、自分について正しく表現し、質問を理解し的確な答えを伝え、疑問に思った事を質問してみる事などの積極性が必要でしょう。
ただし、全ての企業が同じコミュニケーション能力を求めているのではないため、その場の雰囲気を読む事も重要な事といえます。
リーダー的素質があるか
30代は、転職先でも管理職のような仕事を任される可能性があるでしょう。そのための素質があるかどうかも、重要な要素になります。分析能力や判断力などがあり、周りを引っ張っていける力があれば、すぐにでも責任のある仕事任せられる可能性があるからです。
例えば、飲食店での店長としての勤務経験などであっても、場合によっては採用に値するスキルになる可能性があるでしょう。
何を求めているかを考える
収入や待遇の良い職場への転職を望んでいるのか、やりがいのある、先を見越した仕事を求めているのかによって、転職先の選び方に違いが出ます。
自分の求めるものや、何を優先させるのかをしっかりと把握し、手あたり次第応募するのではなく慎重に再就職先を選びましょう。
一番良くないのは、勢いで退職し無計画に再就職先を模索する事。確実に思うような転職をするためには、今の仕事を続けながら再就職先を探すのが賢明です。
まとめ
30代の転職は、難しいと考える人もいるかも知れませんが、まだまだ働き盛りでもあり、力を発揮できる社会人としての基本を身に着けているため、より良い企業への転職ができる可能性はあるでしょう。
しかし、転職をできるかどうかは、求める職種やその選び方に左右される場合もあります。転職が上手くいかない場合には、その方向性を考え直すのも1つの手かも知れませんね。