仕事のミスを隠したい!?デキる人になるための対処法とは

仕事のミス

仕事をしていれば誰でもミスをすることはあります。大切なのは、その時にどう対処するかでしょう。

ミスをした時、起こりがちなのが「できるなら隠しておきたい」という気持ち。これはどんな心理が働いているのか、またその行為によって起こることはどんなものでしょうか。

今回は、仕事のミスがあった時に冷静に対処するために必要な考え方をご紹介します。対処次第でその後の職場での立場が大きく変わる可能性もありますよ。

 

 仕事のミスを隠したい心理

できれば自分を正当化したいと思うのが人の自然な心理。そのため、誰もが自分にとって都合の良いことに注目しがちです。そのような気持ちに流されれば自分を守るための情報集めばかりをしてしまう可能性が高く、仕事のミスを悪化させないように対処することに力を注ぐことができません。

仕事のミスを隠したい気持ちは、恐怖心からくるものでもあり、プライドの高さでもあるでしょう。恐怖心は新人であれベテランであれ起こる気持ちですが、プライドの高さからくるミスを隠したい気持ちは多くの場合、仕事を積み重ねてきた人に起こりやすい心理です。

誰にでも仕事のミスを隠したい心理が働くのです。しかしその気持ちを抑えて、しっかりと報告と対処をしなければ、結果的に自分の立場を悪くする可能性が高くなると考えておく必要があります。

 

ミスの発覚は必ず起こると考える

たとえ一時的に仕事のミスを隠すことに成功したように見えても、全ての作業はどこかでつながっているためいずれ発覚する可能性は極めて高いです。誰もが気付かないまま先へ進めば、隠したミスが修正できないほど悪化した状態で見つかる確率も高くなります。

ミスを修正できずに放置したことによって、結果的に早い段階で報告するよりもずっと深く信頼を失います。それは人間的な部分での信頼でもあるでしょう。

信頼関係は仕事をする上で大切なこと。プライドや自分の評価が下がるのを恐れて仕事のミスを隠したことが発覚すれば、自分自身も関わる人も仕事がしにくくなるでしょう。その後は大きな仕事を任せられる人という評価がされない可能性があります。

ミスに対処することも大切な仕事のひとつ

仕事のできる人というのは、絶対にミスをしない人を指す言葉ではありません。そして上司はそのミスや問題の解決をするためにいるとも言えるでしょう。部下のミスを受けとめて的確な指示ができない上司は、仕事のできない人と言っても良いくらいです。

デキる人は、仕事のミスを隠すことよりもそれによる悪影響を最小限にとどめるための努力をします。そして同じミスを繰り返さないような知恵を上司や先輩から得て、立ち直り前進するでしょう。

まず考えるのは体裁ではなく修正

仕事のミスがあった時、どのような経緯でミスが起きたのか、どこが間違っていたのかをしっかりと把握することが大切です。これは報告する時に心証を悪くしないためにも必要でしょう。

報告は重要ですが、その内容はさらに重要でもあるのです。簡潔に報告し、その理由を聞かれればすぐに答える必要があります。また、どうしてミスが起こったのかを知ることは次の失敗防止に繋がるでしょう。

仕事のミスに対する効果的な対処法は、自分が周囲にどう映るかではなくどのようにすれば迅速に解決できるかを考え、問うこと。それが、信頼を取り戻すための一番の方法といえるでしょう。隠ぺいするために努力をしたり落ち込んでいる暇はないのです。

 

まとめ

仕事のミスはできればない方が良いでしょう。しかし、それを隠すのは結果的にミスの事実以上に自分の評価を下げることになりうる行為。評価も信頼も仕事には重要ですが、信頼を失えば評価が上がるような仕事ができなくなる可能性もあるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る