ヒゲは魅力的に見えることもありますし、ヒゲ男子が好きな女性もいます。しかし、ただ生やしておけば魅力的に見えるわけではありません。

ワイルドな無精ヒゲに見せる場合にも手入れは必須。また、どんなデザインにするかで印象も変わります。今回は、ヒゲの手入れと効果的なデザインの仕方をご紹介します。ワイルドかつ清潔感あふれるヒゲ男子を目指しましょう。

ヒゲはバランスが大切 

ヒゲをおしゃれに見せるには顔全体のバランスを考えデザインし、お手入れをすると良いでしょう。

ヒゲと眉毛の濃さを合わせるとバランスが良いため、眉毛の手入れも含め、どちらかが強調されないように整えると失敗がありません。一歩間違えるとヒゲだけ、または眉毛ばかりが目立ってしまので注意しましょう。

顎ヒゲも口ヒゲも中心部分は少し長めに残し、サイドに向かうにしたがって短く切りそろえていきますが、眉毛とのバランスを見ながら微調整をしてみてください。

顎ヒゲのデザイン 

顎ヒゲはうまくデザインすれば顔を引き締めて見せることもできますが、顎ヒゲのみを生やす場合、その幅は最高でも自分の目じりの際からはみ出さないようにするとバランスが良いです。それ以上に広い幅にすると、顎を大きく見せてしまう可能性があり、逆に幅が狭すぎると顔を横に広く見せることになるため幅の決め方は重要です。

多くの人に有効なのは、唇の幅から目じりの少し内側の範囲に入るくらいまでの幅と言われています。

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口ヒゲの注意点 

鼻の下の口ヒゲは、デザインによって大きく印象が変わります。唇の口角よりも下にひげを残すと、場合によってはいやらしさを感じさせるため注意が必要でしょう。

重要なのは唇にかからないようにすること。表情がわかりにくいだけでなく、食事中にも不潔な印象を与えます。

また、細くしすぎると鼻の下が長く見え間抜けな雰囲気になるため、上方を剃る場合には唇から鼻の下の間３分の１までにとどめておくと良いでしょう。特に面長の人は、剃りすぎるとより顔を長く見せてしまうことになります。 

顔の形とヒゲのデザイン 

丸顔の人はフェイスラインに沿ってヒゲを残せばシャープな印象に、四角い顔の人にも、もみあげから顎にかけてのラインをつなげると丸みのある優しい印象になります。

面長の人はサイドラインのヒゲは残さず、顎ヒゲで影を作ることで丸顔に近づけることができるでしょう。また、細い顎が気になる人が顎ヒゲを残すと、尖った印象を避けられるでしょう。

このようにヒゲをうまくデザインすれば、小顔効果や気になる部分を目立たせないようにすることも可能ですね。

ヒゲの手入れの仕方 

ハサミを使用する場合には、眉毛の手入れをする場合に使用するような小さなハサミだと使いやすいでしょう。利き手側と反対側で角度が変わってしまうこともあるため、慣れないうちは少しずつ整えていくことをおすすめします。

手入れの前に、女性が化粧に利用するペンシルタイプのアイブロウなどを使いラインをつけておくと失敗がありません。

また、小さく目の細かいクシがあると、短く切りそろえる時にも楽にできます。ヒゲにクシを通し、長さを調節しながら飛び出る部分を切っていきましょう。ハサミでは上手くできないという場合には、ヒゲ用のトリマーを使うと楽に切りそろえることができますよ。

必要のない部分は剃る場合、Ｔ字のカミソリだけでは調節が難しいためＩ字の物も用意しておくと失敗がありません。

まとめ 

ヒゲの手入れは女性のメイクと同じく、少しの違いで大きく印象が変わります。自分の顔の形や雰囲気に合わせて微調整を繰り返し、似合うヒゲのデザインを見つけられればカッコよく見せることもできるのではないでしょうか。

無精ヒゲ風にしたい場合にも、頬のヒゲだけはある程度剃り、長すぎる部分はカットするなどの手入れはしておきましょう。